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『ワンダフル』(Wonderful)は、TBS系列で1997年9月29日から2002年9月26日まで放送されていた生放送の深夜番組。一部の放送局の番組表では「週刊ワンダフル」とも表記されていた。 == 概要 == これまで同局の深夜の時間帯に放送されていた報道・情報番組の流れから一新させ、深夜の核となる若者向けの情報バラエティ番組を投入することになった。ただ、この一連の番組改編には坂本堤弁護士一家殺害事件が発端となったTBSビデオ問題によって、視聴者からのTBSの報道・情報番組が社会的な批判を浴び、またそれらの番組が軒並み打ち切られたり放送時間枠を縮小されるなかで、ニュースとは一線を画した同番組が新たにスタートしたという「表」の面がある一方、TBSの社内事情として「報道・情報系」が痛手を受けているその間隙を縫う格好で「制作系」がタレント事務所や大手広告代理店と共同で平日深夜の帯枠を奪った結果という「裏」の面もあった。 深夜の帯番組ならではの演出として、原則的に木曜日(日付の上では金曜日)を除いては、番組終了時のテロップにまた今夜と出ていた。(一時期のニュースJAPANでも表示していた。)また、エンドロールが終わった後はスタジオに3秒くらい戻りワンギャルやMC陣が「また今夜!」と言って番組を終了させていた。さらに、エンディング終了後に行われる予告では「今夜のワンダフルは・・・・・」とその日の企画を担当したワンギャルたちが予告を行っていた。 制作スタッフは当初、「王様のブランチ」から異動した者が多く、「深夜のブランチ」を意図してスタートしたが、それらのスタッフは徐々に「王様のブランチ」に戻ったり、別番組に異動するなどしていった。しかしながら「王様のブランチ」同様の「番組のリポーター兼マスコットガール陣」という女性陣への位置づけは最後まで変わらなかった。また、「女子大生や女性モデルをリポーター兼レギュラータレント化して、番組に色づけする」というスタイルは1980年代-1990年代初期に放送された「オールナイトフジ」(フジテレビ)にも通じる部分がある。 2002年4月には、長年MCを務めていた東幹久が番組を降板、新たに安東弘樹・白石美帆がMCに加わって、辺見えみりを含めたMC3人体制で、番組のロゴやスタジオのセットも一新してのリニューアルを図ったが、半年後の同年9月に番組終了。5年間・982回の歴史に幕を閉じた。なお、新MCであった白石は後継番組『Pooh!』の情報パート(第2部)のMCを引き続き担当した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワンダフル (テレビ番組)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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